ホームページを初めから制作する人のためのガイド
ホームページを一から制作する場合は、どのようにしたらよいかをご説明いたします。あわせて制作の流れの方もごらんください。
とにかく何をどうしてよいかわからない^
ホームページを作る、あるは作ってもらう、と思い立っても、じゃあいったい何からはじめれば。。。というの感じになってしまう場合があります。それは、「ホームページを作ること自体が目的」になっている場合が多いと思います。
ホームページは、広告や営業ツール、お店などの代わりになるものです。
何のためにホームページを作るのか、誰のためにホームページを作るのか、をはっきりさせてからでないと、よいホームページを作ることができません。
ホームページは、はじめにすべてを決めてから、作り始めるものなのです。
1.ホームページを作る目的を決める^
ホームページを作るには、目的が必要です。目的に応じてデザインや機能が決まります。目的の例として、
- 会社の紹介
- 商品販売
- 社員の営業ツールとして
- 情報・データの公開
などが考えられます。多くの場合は、自社のパンプレットのように使用する場合と、自社製品をネットショッピングで販売するに分かれるようです。
2.ホームページを見る人のイメージを決める^
これは「ターゲットユーザ」といいます。
自社のホームページを見る人をイメージすることで、ホームページのデザインや色、レイアウトが変わってくる場合があります。
- 女性向け
- 関連会社の営業向け
- 子供向け
- 流行に敏感な若者向け
女性向けでは、中間色を使ったやわらかいデザインで、細かいレイアウトが好まれます。関連会社の営業向けであれば、余計な説明よりも必要な情報へのアクセスのしやすさを優先したレイアウトにします。子供向けの場合は、見ているだけで楽しそうなイラストや色を多く使ったデザインに、流行の商品を取り扱うのであれば、ホームページのデザインもそれなりにかっこよくするひつがあります。
このように、見てもらう人を決めることで、ホームページをよりわかりやすく制作することができます。
3.ドメイン名を決める^
ドメインとは、インターネットで使える、自分(会社)専用の名前です。誰かほかの人が使っている名前を使用することはできません。通常は、会社の場合には会社名を連想させる名前を考えます。そのままで取得できる場合もありますが、同じ名前を世界の誰かが先に取得していると、使うことができません。その場合には、ほかの名前に変更する必要があります。
詳しくは、ドメインを取得するためのガイドを参照してください。
4.ホームページに掲載する情報を決める^
ホームページに掲載する情報をまとめます。一般的には
- 会社概要(理念、沿革、IR情報など)
- 営業案内(企業案内ページの場合)
- 商品情報(ショッピングサイトの場合)
- お問い合わせフォームの内容
- 個人情報保護指針
- 特定商取引に関する表記(ショッピングサイトの場合)
などです。この情報は業種やホームページの規模によっても大きく異なります。
また、ホームページは文字情報だけだとあまり面白みのないページになってしまいますので、なるべく写真やグラフ、図解を多く使用したほうが、見栄えがよく、またわかりやすいホームページになります。
5.イメージカラーを決める^
企業には、ロゴに使用される色をはじめとするコーポレート・カラーというものがあります。日本の企業は、白と赤が印象が強く、セブンイレブンなどは緑と赤、ローソンは水色と白などです。
ホームページに使うベースの色、印象に残る色を決めます。
よく使われる色の組み合わせは、
- 学校・IT企業・・・白、青(清潔感と知的な印象)
- 女性向けサイト・・・中間色(優しい感じ)
- 和食のお店・・・黒と赤(和のイメージ)
- 車やコンピュータのサイト・・・黒とグレー(クールでかっこいい印象)
などです。
6.レイアウトを決める^
レイアウト決めは、ホームページを使いやすくしたり、印象を与えるために重要な作業です。いろいろな情報にアクセスしてもらうために、わかりやすいリンクを配置してきます。
詳しくはレイアウトについてを参照してください。
7.デザインをする^
ホームページを作るときに一番やっかいなのがデザインです。
写真の使い方、見出しの表現、それぞれの文字の間隔・・・すべてをバランスよく、わかりやすくデザインしてきます。時代によって流行のデザインなどもありますので、いろいろなサイトを参照して、ちょっといいな・・・というホームページがあったら、それを参考に作っていくとよいでしょう。
8.公開後の管理と更新^
意外と重要なのが、ホームペーを作って公開した後のことです。ホームページは作った時点では新しいのですが、時間がたつにつれて、情報が古くなったりする場合があります。
特に商品を販売しているホームページの場合、いつ言っても同じ商品しか販売していないのでは、飽きられてしまいます。
企業紹介サイトでも、お知らせなどを更新したり、求人情報などを掲載したりして、なるべく新鮮な情報を公開することを心がけるとよいでしょう。
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