ドメイン移管についてのガイド

by farietta on 10月 15th, 2009

ドメイン移管とは、すでに持っているドメインの管理を、ほかの管理会社に移動することです。ホームページを公開するためのサーバを借りる契約を行うときに、一緒に取得する場合が多いですが、サーバを変更する場合に、ドメイン管理も一緒移動します。

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ドメインの管理とサーバの管理は基本的に違う

ホームページを考える場合、 

  • ドメイン名
  • ホームページデータを置くサーバ
  • メールサーバ

の3つがすべて一緒だと思われがちですが、実はそれぞれバラバラで管理することもできます。

ただ、ホームページの場所をレンタルしている会社(ホスティングサービスという)によっては、これらのサービスがすべて同時にできるものが多いということで、同じ仕組みだと思われがちなのです。

ドメイン移管の流れ

ドメインの移管は、新規の取得と違って、メールアドレスなどすでに使用している場合が多く、正しい手順を踏む必要があります。

Aという管理会社からBという管理会社に移管する場合は、

  • Aのドメイン管理会社でAuthCode(オースコード)を取得する(ドメイン専用のパスワードのようなもの)
  • Bのドメイン管理会社でAuthCodeを使用して移管手続きをおこなう。
  • メールサーバを変える場合は、新しいサーバにメールアドレスを用意する。
  • ネームサーバの変更日を決める
  • 古いメールサーバのメールには、ネームサーバ変更日以降はメールが届かなくなるので、転送設定などを行って一時的に退避処理を行う。
  • ネームサーバを変更する
  • 新しいメールサーバのメール設定を、パソコンに設定しなおす。

というながれになります。

AuthCode(オースコード)の取得

AuthCode(オースコード)とは、不正なドメインの移管を防ぐために使用されるパスワードのようなものです。com,net,infoなどのgTLD(グローバルトップレベルドメイン)は、このコードを使用してドメインの移管を行うことができます。

(jpやco.jpについては、管理会社同士の連絡となります。その際に、Aの管理会社から同意を促すメールが送られます)

ネームサーバとは

ネームサーバとは、ドメイン名をデータ通信できる番号(IPアドレス)に変更するための情報を持ったサーバのことです。

Bの会社のサーバとAの新しいサーバでは、インターネットの住所が違うため、住所の変更が必要なのです。

ネームサーバの設定を変更すると、その情報が世界中に伝播します。大体、24時間~48時間で伝播が完了します。

伝播が完了すると、古いメールサーバやWEBサーバにはアクセスできなくなります。

メールのオーバーラップ

ドメインの移管で注意する点は、上記のように、一時的にメールサーバへのアクセスが不安定になります。ですので、古いメールサーバへ届くメールを、このネームサーバの変更日前に転送設定にして、退避処理を行っておきます。

新しいメールサーバへメールが届くようになれば、パソコンの設定を変更することでメールを読むことができます。

メールソフトの再設定

新しいサーバにメールが届くようになったら、それを読みだすためにパソコンのメールソフトを、新しいメールサーバ用に設定する必要があります。

ホームページの移動や作成

ドメインが移管されると、以前のホームページが見られなくなり、新しいサーバへアクセスされるようになります。

ですので、ネームサーバの設定変更間に、新しいサーバにホームページを作っておかなくてはなりません。

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